温然(読み)おんぜん

精選版 日本国語大辞典 「温然」の意味・読み・例文・類語

おん‐ぜんヲン‥【温然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 穏やかなさま。落ち着いたさま。
    1. [初出の実例]「温然としてにこやかにほけやかな、人をあしう思はぬ様に」(出典:仁説問答師説(1688‐1710)宝永三年講)
    2. [その他の文献]〔羊士諤‐斎中有獣皮茵偶成詠詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「温然」の読み・字形・画数・意味

【温然】おんぜん

おだやか。

字通「温」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android