湯壺(読み)ユツボ

デジタル大辞泉 「湯壺」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐つぼ【湯×壺】

温泉などで、わき出る湯をたたえたところ。湯ぶね。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「湯壺」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐つぼ【湯壺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 温泉などで、湯をたたえている所。湯ぶね。
    1. [初出の実例]「もし人に盗まれては詮なしとて、手拭につつみゆつぼに入に」(出典:咄本・鹿の巻筆(1686)五)
  3. 坩堝(るつぼ)別称
    1. [初出の実例]「ながされてゐるはあはれや薩摩かた 鐘のゆつぼへ入るころ銭〈重頼〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android