日本歴史地名大系 「湯島称仰院門前」の解説 湯島称仰院門前ゆしましようぎよういんもんぜん 東京都:文京区旧本郷区地区湯島称仰院門前[現在地名]文京区湯島(ゆしま)四丁目講安(こうあん)寺に東接する称仰院の門前町屋。町屋は無縁(むえん)坂の通りに面した境内南部と、下谷茅(したやかや)町(現台東区)の通りに面した同東部に成立。北と東は下谷茅町二丁目(現同上)、南は越後高田藩榊原家下屋敷。寛永五年(一六二八)門前町屋を許されたといい、延享二年(一七四五)に町奉行所支配となった(御府内備考)。文政町方書上によれば、町内間数は西から東の角を折れて北に向かう長さが七五間余、奥行は北側で一〇間余、西側で九間余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報