デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「湯浅征一郎」の解説 湯浅征一郎 ゆあさ-せいいちろう 1835-1893 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。天保(てんぽう)6年生まれ。丹波園部(そのべ)藩(京都府)郷士。はじめ五郎兵衛と称す。熊本藩士松田重助や近江(おうみ)の古高俊太郎らと尊攘運動に奔走。元治(げんじ)元年池田屋事件では参加がおくれたため難をのがれた。のち薩長土の和議成立につくす。維新後は熊本藩外交用掛などをつとめた。明治26年死去。59歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例