湯谷市塚村(読み)ゆたにいちづかむら

日本歴史地名大系 「湯谷市塚村」の解説

湯谷市塚村
ゆたにいちづかむら

[現在地名]五條市湯谷市塚町

たき村南の渓谷村。慶長郷帳・元和郷帳では「ゆたに村」、寛永郷帳では「湯谷村」、元禄郷帳に「湯谷市塚村」とある。慶長期(一五九六―一六一五)は旗本村瀬重治領。元和六年(一六二〇)に重治が水戸藩主徳川頼房の家老に転じたので所領三千石は長男重次五〇〇石、次男重俊二千五〇〇石に分れたが、承応二年(一六五三)に重次の継子藤十郎と重俊の継子重房の間に争論があり、藤十郎は追放、重房は改めて美濃国武儀むぎ郡で二千石を知行宇智郡の村瀬氏領は幕府領となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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