満州日報(読み)まんしゅうにっぽう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「満州日報」の意味・わかりやすい解説

満州日報
まんしゅうにっぽう

昭和初期、大連(だいれん)で発行されていた代表的植民地新聞。1927年(昭和2)11月1日、満州を代表する二大紙『満州日日新聞』(1907創刊)と『遼東(りょうとう)新報』(1905創刊)が合併して発刊された朝夕刊紙。植民地支配の先兵たる満鉄(南満州鉄道株式会社)を背景にして勢威を振るった。35年8月7日『満州日日新聞』と改題、37年11月、奉天(ほうてん)(瀋陽(しんよう))に本社を移し、わが国の満蒙(まんもう)開拓指針を示す国策新聞として45年の日本敗戦まで続いた。

[春原昭彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む