満州旧慣調査報告書(読み)まんしゅうきゅうかんちょうさほうこくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「満州旧慣調査報告書」の意味・わかりやすい解説

満州旧慣調査報告書
まんしゅうきゅうかんちょうさほうこくしょ

南満州鉄道株式会社が行なった満州旧慣調査報告書。 1907年,満鉄の大連本社内に調査部を設け,岡松参太郎責任者として,もっぱら不動産,特に土地関係を主とする旧慣の調査を取扱い,13~15年に9冊の報告書を刊行して打切られた。当初計画は達成されたとはいえないが,各巻に苦心収集の文書資料が採録されているので,はなはだ有用である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む