満州旧慣調査報告書(読み)まんしゅうきゅうかんちょうさほうこくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「満州旧慣調査報告書」の意味・わかりやすい解説

満州旧慣調査報告書
まんしゅうきゅうかんちょうさほうこくしょ

南満州鉄道株式会社が行なった満州旧慣調査報告書。 1907年,満鉄の大連本社内に調査部を設け,岡松参太郎責任者として,もっぱら不動産,特に土地関係を主とする旧慣の調査を取扱い,13~15年に9冊の報告書を刊行して打切られた。当初計画は達成されたとはいえないが,各巻に苦心収集の文書資料が採録されているので,はなはだ有用である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む