満礬柘榴石(読み)まんばんざくろいし

最新 地学事典 「満礬柘榴石」の解説

まんばんざくろいし
満礬柘榴石

spessartine

化学組成の鉱物。スペッサルティンとも。ざくろ石上族ざくろ石族。主に鉄ばんざくろ石および苦ばんざくろ石と固溶体を形成。立方晶系,空間群Ia3d,格子定数a1.1621nm,単位格子中8分子含む。粒状,塊状,斜方十二面体,偏菱二十四面体結晶。ガラス光沢。劈開なし。硬度7〜7.5。比重4.2。褐・橙・黄・赤・ピンク色,条痕白色。光学的等方性。屈折率n 1.800。珪長質〜中間質火山岩・深成岩・花崗岩ペグマタイト,低変成度の変成岩中などに産し,変成層状マンガン鉱床の低品位鉱石の主成分鉱物をなすことがある。橙色の良質のものは宝石(マンダリン・ガーネット)になる。名前は産地のドイツ・バイエルン地方のSpessartにちなむ。

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参照項目:石榴石上族

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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