源法寺村(読み)げんぼうじむら

日本歴史地名大系 「源法寺村」の解説

源法寺村
げんぼうじむら

[現在地名]真壁町源法寺

桜川右岸の台地にあり、東は塙世はなわぜ村、西は細柴ほそしば村。中世真壁氏の支配下に置かれ、寛喜元年(一二二九)七月一九日の平時幹宛将軍藤原頼経袖判下文(真壁文書)に源法寺郷の名があり、弘安大田文には「源法寺六丁一段」、元亨二年(一三二二)三月二日の真壁郡役夫工米田数注文(税所文書)に「源法寺陸町壱段」とある。文禄五年(一五九六)の御蔵江納帳(秋田県立図書館蔵)には「高四百九十石弐斗七升 此内五拾弐石五斗三升 荒 定納七十貫文 真壁預り源法寺」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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