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電波 でんぱ

8件 の用語解説(電波の意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

電波

光と同じ「電磁波」の一種。途中の媒体が同じであれば直進し、媒体が変われば屈折、回折、反射するという性質を持つ。電波の途中に遮蔽物がある場合、通り抜けられるものは突き抜け、できない場合は回り込んだり反射したりする。電波が通り抜けにくい材質の代表は、金属と水の2つ。それ以外のものはほとんど通り抜ける。電波は「波」として伝わるが、その波が1秒間に上下動する回数を「周波数」と呼ぶ。利用する周波数帯によって、テレビラジオ電子レンジからレーダーまでさまざまな用途に利用できる。

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デジタル大辞泉の解説

でん‐ぱ【電波】

一般に、周波数3キロヘルツから100万(109メガヘルツ電磁波長波中波短波超短波極超短波ミリ波サブミリ波など。無線周波ラジオ波
[補説]日本の電波法では、300万メガヘルツ以下の周波数の電磁波をいう。

でんぱ[人工衛星]

昭和47年(1972)8月に打ち上げられた科学衛星REXSの愛称。東京大学宇宙航空研究所(現JAXA(ジャクサ))により開発。打ち上げ後3日目に電源回路に異常が生じ、運用を断念した。通信が途絶するまで電離層および磁気圏プラズマの観測を行った。

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百科事典マイペディアの解説

電波【でんぱ】

無線通信に利用される電磁波。電波法では周波数3000GHz以下(波長0.1mm以上)のものをいう。11の周波数帯に分けられ,また波長のメートルによる区分や略称も用いられる。
→関連項目ミリ波

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世界大百科事典 第2版の解説

でんぱ【電波 radio wave】

電磁波を応用分野では主として電波と呼ぶ。電磁波は物理学の対象としての電波の呼称である。一般に物理学上では,いわゆる電波だけでなく,光やX線,γ線も電磁波に含まれる。これに対して電波といったときは,周波数300万MHz程度のものまでをいう。 電波の利用に関して,電波の公平かつ能率的な利用を確保するために電波法が制定されているが,電波法では,第2条において〈電波とは300万メガヘルツ以下の周波数の電磁波をいう〉と電波を定義している。

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大辞林 第三版の解説

でんぱ【電波】

電磁波のうち、周波数3000ギガヘルツ 以下、すなわち波長0.1ミリメートル 以上のもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電波
でんぱ
radio wave

周波数が 1012Hz(=1THz=1000GHz)以下の電磁波。ラジオ波とも呼ばれる。電波はラジオ,テレビ,通信,電子レンジなどさまざまな分野で広く用いられている。人工的には発振器で発生した振動をアンテナによって放射させる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電波
でんぱ
radio wave

電荷をもった物体を高速で振動させたとき、周囲の電場や磁場が影響を受けて波のように変化する現象。導体でつくられたコイルやアンテナに高周波電流を加えたとき、周囲に放出される電磁的な波動エネルギー。電場の変化と磁場の変化はつねに同位相に直交して生じ、一方だけの電波や磁波は存在しないが、一般に総合して電波とよぶ。
 電波は応用分野での呼び名で、物理学的には電磁波という。電磁波は赤外線、可視光線、紫外線、さらにX線やγ(ガンマ)線までも含むから、電磁波のうち、それらを含まない部分を電波と考えることもできる。電波の特性は、速度、周波数、波長の3要素によって特定される。真空中の電波の速度は光速と同じ毎秒29万9792キロメートルと一定であることから、電波は周波数または波長の一方によって特定できる。
 電磁波は、1864年にイギリス人J・C・マクスウェルが数学的解析によりその存在を予言し、1888年にドイツ人H・R・ヘルツが火花放電により存在を証明した。1901年にはイタリア人マルコーニが大西洋を横断する無線通信の実験に成功した。
 電波は通信や放送など、あらゆる用途に使用され、文明の発展に深くかかわっている。しかしながら、その電波が伝播(でんぱ)する空間は地球の周囲に一つしか存在しない。このことが電波を「有限な資源」とよぶゆえんである。電波を使用することは、人類共有のたった一つの空間を使用することであるから、グローバルな倫理的・技術的規制が必要で、なんぴとも、この規制に反して他の通信に妨害を与えてはならない。このことを国際的に管理するのが国際電気通信連合(ITU)であり、本部をスイスのジュネーブに置く。各国は、ITUに加盟し、ITU条約、ITU憲章を遵守する義務を負う。日本の電波法および関係する総務省令は、ITU加盟国として、電波の利用の公平かつ能率的な利用を国内的に、また国際的に確保するための指針を示すものである。
 ITU憲章および電波法では、電波を300万メガヘルツ以下の電磁波と定めている。これより高い周波数領域は、遠赤外線の領域に近づき、電波として送受信するのが実質的に困難な領域となる。法が規制するのは、あくまでも電波として使い得る範囲にある周波数帯であり、強度についても規定のレベル以下のものについては、規制の範囲には入らない。規制の対象とされる強度は、たとえば、その電波の強度を、送信設備から3メートル離れた位置で測定したときの電界強度が毎メートル500マイクロボルト以上(322メガヘルツ以下の周波数のとき)となっている。また、人工的な導波路である同軸ケーブルや、導波管の内部を通しての電磁波の伝播を電波として規制はしない。
 電波を使用するときは、総務大臣に対して無線局の免許を申請して、無線局の種別について免許を受けなくてはならない。その無線局を運用するためには、国家試験に合格し、その無線局の無線設備の運用が許される資格をもつ、無線通信士または無線技術士を運用時間に応じて配置しなくてはならない。
 免許を要しない無線局は、以下の三つとなっている。(1)発射する電波が著しく微弱な無線局。(2)市民ラジオの無線局(26.9メガ~27.2メガヘルツ、空中線電力0.5ワット以下で、総務省令に定めるもの)。(3)空中線電力1ワット以下、自動的に呼出し符号または名称を送受する機能その他総務省令で定める機能を有することにより他の無線局に妨害を与えないように運用することができるもので、かつ適合表示無線設備のみを使用するもの。[石島 巖]

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世界大百科事典内の電波の言及

【電磁波】より

…これを電磁波という。電磁波はその波長によって,一般に波長がmm程度以上のものを電波,それより短く1μm程度までを赤外線,0.7μmから0.3μm程度までを可視光,さらに短く数nmまでを紫外線,若干重複して10nmから1pmの範囲をX線,10pmより波長の短い電磁波をγ線と呼んでいる。重複している部分は,電磁波を発生するメカニズムに応じて呼称を変えているのがふつうで,また電波を電磁波と同義に用いることも多い。…

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