準晶質(読み)じゅんしょうしつ

最新 地学事典 「準晶質」の解説

じゅんしょうしつ
準晶質

paracrystalline

粘土鉱物の多くは三次元の層状構造をもっているが,準晶質,非晶質とされる含水珪酸塩鉱物があり,これをいう。イモゴライトとアロフェンが主要な鉱物である。イモゴライトはおよそSiO2・Al2O3・2.5H2Oの組成をもち,直径2nmの細長いチューブ(中空管)がほぼ平行に集まって繊維状集合体をつくる。その中空管状構造単位内では,規則的な原子配列が見られるが,構造単位相互配列に,規則性が認められないため準晶質と呼ばれている。アロフェンは非晶質であるが,構造単位のナノサイズの中空球状の粒子内では規則的な原子配列をもっている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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