準硬式野球(読み)ジュンコウシキヤキュウ

デジタル大辞泉 「準硬式野球」の意味・読み・例文・類語

じゅんこうしき‐やきゅう〔ジユンカウシキヤキウ〕【準硬式野球】

軟式野球の一。軟式H号とよばれる、使用感硬球に近い軟球を使用する。→軟式野球

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共同通信ニュース用語解説 「準硬式野球」の解説

準硬式野球

硬式、軟式と並ぶ野球競技の一つ。日本発祥で、大学を中心に広がり、全日本大学準硬式野球連盟に約270校約9400人が加盟。大阪府では部活動に採用する中学校もある。中が空洞の軟式球に比べ打球が飛び、硬式に近いプレーが楽しめる。大学では木製バットを使う硬式に対し、金属バット主流だ。準硬式からプロ入りした選手は大曲錬おおまがり・れん投手(福岡大から2020年ドラフト西武5位)、西武投手コーチの青木勇人あおき・はやと氏(同志社大から1999年ドラフト西武6位)らがいる。

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世界大百科事典(旧版)内の準硬式野球の言及

【軟式野球】より

…軟球(ゴム製ボール)を使用して行う野球。明治時代の初めアメリカから輸入された野球は,大正時代に入って青少年の間で普及したが,手軽にゲームをするときはテニスボールやスポンジボールなどが使われた。1918年糸井浅次郎と鈴鹿栄は正式の野球の指導に使える少年用のゴム製ボールの必要性を感じ,神戸の会社に試作を依頼,翌年,できあがったのが現在軟球といわれているボールであった。このボールの誕生をきっかけに少年野球が急激に盛んとなり,成人にも愛好されるようになった。…

※「準硬式野球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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