溶・解・融(読み)とかす

精選版 日本国語大辞典 「溶・解・融」の意味・読み・例文・類語

とか・す【溶・解・融】

〘他サ五(四)〙
① =とく(溶)(一)①
厚生新編(1811‐39頃)「諸種画料は『パレット』〈略〉の上に各々溶し置き」
和英語林集成初版)(1867)「クスリヲ ミズニ tokasz(トカス)
② =とく(溶)(一)②
※和英語林集成(初版)(1867)「コウリヲ tokasz(トカス)
露団々(1889)〈幸田露伴〉一五「其親切の火に其坩堝の内で蕩(トカ)されて」
③ うっとりした気持にさせる。
夫婦(1904)〈国木田独歩〉二「楽に酔ふて無念無想の境に其心を溶(トカ)して居たのだらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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