ASCII.jpデジタル用語辞典の解説
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美術用語。今日もっとも一般的に用いられる意味としては、絵を描くときに絵の具を出しておいたり、混ぜ合わせたりするために用いる平板状の用具である。絵の具の性質や絵画技法に応じて古くからさまざまな材質や形状のものが使われてきた。水性の絵の具を使う場合にはガラスや陶器、あるいはほうろう引きの金属性のものがよく用いられ、油絵ではクルミやサクラなどの硬材でつくった板が愛用されている。通常これらのパレットには親指を入れる穴があけられ、左手(右利きの場合)に持って使うようにつくられている。長方形か楕円(だえん)形が普通であるが、アーム型とかフランゼン型とよばれる大型変形パレットもあり、アトリエでは、絵の具キャビネットや机の天板がパレットに使われることもある。
エジプト考古学では、書記の筆記用具とか化粧用具として、顔料(がんりょう)・化粧料などを擦りつぶしたり溶いたりするのに使われた粘板岩や片岩の平板をパレットとよぶ。先王朝時代後期には、実用を離れた精巧な浮彫り装飾を施した儀式用のものがつくられるようになった。中央部にあるすり鉢状の凹部がわずかに機能的な役割を示しているだけで、道具としてよりも美術遺品としての価値が高い。よく知られる作例として「ナルメル王のパレット」(カイロ、エジプト博物館)がある。
本来の絵画用具としてのパレットから派生して、比喩(ひゆ)的な意味に使用される場合もある。画家が限定した数の絵の具だけを選んでパレット上に準備した場合、その一群の絵の具の選び方、パレット上での並べ方、また選ばれた一組の絵の具などをパレットとよぶ。さらに、1点の絵画、1人の画家、あるいは一流派などの絵の具の使い方とか色調の整え方を分析整理して形式化したものを意味する。「パレットが明るい(暗い)」というような表現は、このような意味においてである。
[長谷川三郎]
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