画料(読み)ガリョウ

デジタル大辞泉 「画料」の意味・読み・例文・類語

が‐りょう〔グワレウ〕【画料】

絵の代金。画稿料。
絵の題材
山腹村落、皆好―とぞ思はるる」〈鴎外訳・即興詩人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「画料」の意味・読み・例文・類語

が‐りょうグヮレウ【画料】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 画の仕上がり具合
    1. [初出の実例]「自牧於阿彌陀堂前岸山中境界。一僕跪而在後。移刻画料僅成」(出典蔭凉軒日録‐文正元年(1466)閏二月一七日)
  3. 絵画礼金。絵画の代金。
    1. [初出の実例]「画料のたかき事、治世このかたない事じゃ」(出典:随筆・胆大小心録(1808)六七)
  4. 絵にすることのできる題材。画材
    1. [初出の実例]「詩材画料無人拾、一段荒涼也耐嗟」(出典:六如庵詩鈔‐二編(1797)一・柏原山寺冬日雑題十六首)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android