溶金(読み)ようきん

精選版 日本国語大辞典 「溶金」の意味・読み・例文・類語

よう‐きん【溶金・鎔金・熔金】

  1. 〘 名詞 〙 金、また、金属を溶かすこと。また、その溶けたもの。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「平原の涯へ大きく沈んで行く陽は、乾いた大気の中に熔金(ヨウキン)の様にくるめいて」(出典:コサビネ艦隊の抜錨(1930)〈龍胆寺雄〉)
    2. [その他の文献]〔南史‐長沙王叔堅伝〕

溶金の補助注記

「溶」は「鎔・熔」の書き換え。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android