溺者は藁をも掴む(読み)おぼれるものはわらをもつかむ

精選版 日本国語大辞典 「溺者は藁をも掴む」の意味・読み・例文・類語

おぼれる【溺】 者(もの)は藁(わら)をも掴(つか)

  1. ( [英語] A drowning man will catch at a straw. の訳 ) 非常に困難な状況におちいったときは、頼りになりそうもないようなものまで頼りにすることをいう。
    1. [初出の実例]「今から直ぐ沼津へ連れて行って呉れと、思ひ入って頼むだ━溺るる者は藁でもつかむのである」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む