滋養浣腸(読み)じようかんちょう

精選版 日本国語大辞典 「滋養浣腸」の意味・読み・例文・類語

じよう‐かんちょう ジヤウクヮンチャウ【滋養浣腸】

〘名〙 口から食物を摂ることができないときに、滋養液を肛門から流し込んで大腸壁から吸収させること。
行人(1912‐13)〈夏目漱石友達「昨日とうとう滋養浣腸(ジヤウクヮンチャウ)を試みた」

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デジタル大辞泉 「滋養浣腸」の意味・読み・例文・類語

じよう‐かんちょう〔ジヤウクワンチヤウ〕【滋養×浣腸】

ぶどう糖などの栄養素を含む溶液を肛門から注入して直腸や大腸壁から吸収させること。

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