漁師鱶七(読み)りょうし ふかしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「漁師鱶七」の解説

漁師鱶七 りょうし-ふかしち

近松半二ら合作の浄瑠璃(じょうるり)「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」の登場人物。
難波(なにわ)の浦の漁師(じつは藤原鎌足(かまたり)の家臣金輪五郎今国)。おなじく家臣の猟師芝六とともに蘇我入鹿(そがの-いるか)を討つことを計画。嫉妬にくるう女の生き血と爪黒(つまぐろ)の女鹿の血を手に入れ,これをそそいだ笛をふいて鹿の性をもつ入鹿をほろぼす。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む