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漆部伊波 ぬりべの いわ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

漆部伊波 ぬりべの-いわ

?-? 奈良時代の官吏。
東大寺大仏殿建立に商布2万端を寄進して官界に進出。天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)藤原仲麻呂の乱で功をたて,右兵衛佐,大和介などを歴任した。神護景雲(じんごけいうん)2年(768)相模宿禰(さがみのすくね)の姓をあたえられ,相模国造(くにのみやつこ)となる。宝亀(ほうき)5年尾張守(おわりのかみ)。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

漆部伊波

生年:生没年不詳
奈良時代の官人。相模国(神奈川県)の出身か。天平20(748)年東大寺大仏殿建立に知識物として商布2万端を寄進し,従七位上から外従五位下に叙せられ,中央官人として活躍する足がかりを得た。天平宝字4(760)年ごろ,摂津国西生郡(大阪市)に土地を所有しており,すでに畿内に基盤を築いていたか。佐渡守,贓贖正 を歴任したのち,藤原仲麻呂の乱(764)平定に功があり,従五位下勲六等に叙せられた。乱後は右兵衛佐,大和介,修理次官,玄蕃助,鼓吹正,尾張守などを歴任し,この間,神護景雲2(768)年には相模宿禰の姓を賜り,相模国国造に任じられ,故郷に錦を飾った。

(森公章)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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