デジタル大辞泉 「漬つ」の意味・読み・例文・類語 ひ・つ【▽漬つ/×沾つ】 《江戸中期からは「ひづ」とも》[動タ四]ぬれる。ひたる。「嘆きつつますらをのこの恋ふれこそ我が結ふ髪の―・ちてぬれけれ」〈万・一一八〉[動タ上二]に同じ。「袖―・つる時をだにこそなげきしか身さへ時雨のふりもゆくかな」〈かげろふ・中〉[動タ下二]ぬらす。ひたす。「あまぐものはるかなりつる桂川袖を―・てても渡りぬるかな」〈土佐〉[補説]四段活用から上二段活用になったのは平安中期といわれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「漬つ」の意味・読み・例文・類語 ひ・つ【漬】 〘 自動詞 タ行四・自タ上二・他タ下二 〙 ⇒ひず(漬) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例