潜思(読み)せんし

精選版 日本国語大辞典 「潜思」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【潜思】

  1. 〘 名詞 〙 心を静かに落ち着かせて深く考えること。沈思。潜考。
    1. [初出の実例]「愁訴之裁判其公私を観、未萌之見潜思之慮等をも試侍る事」(出典:太閤記(1625)二〇)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐崔駰伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android