潜蔵(読み)センゾウ

デジタル大辞泉 「潜蔵」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぞう〔‐ザウ〕【潜蔵】

[名](スル)ひそみ持つこと。また、ひそみ隠れること。
「―する偉大の勢力煢然けいぜんとして索居すれば」〈雪嶺真善美日本人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潜蔵」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぞう ‥ザウ【潜蔵】

〘名〙 内に持っていて表にあらわさないこと。また、ひそみかくれて表面にあらわれないこと。
※南郭先生文集‐三編(1745)一・小督詞「自棄唯甘妾薄命、零落草茅長潜蔵」 〔易経‐乾卦・文言〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android