潮する(読み)チョウスル

デジタル大辞泉 「潮する」の意味・読み・例文・類語

ちょう・する〔テウする〕【潮する】

[動サ変][文]てう・す[サ変]おもてにあらわす。表面に見せる。多く「紅を潮する」の形で顔を赤らめるの意に用いる。
「面に紅を―・して我手を取り」〈鴎外訳・即興詩人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潮する」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐・するテウ‥【潮】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]てう・す 〘 他動詞 サ行変 〙 おもてに表わす。表面に見せる。さす。多く「紅を潮す」の形で顔が赤らむ意に用いる。
    1. [初出の実例]「羞色顔に顕はれて海棠忽ち紅を潮(テウ)し」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む