デジタル大辞泉 「潮先」の意味・読み・例文・類語 しお‐さき〔しほ‐〕【潮先】 1 潮の満ちてくる時。また、満ちてくる潮の波先。しおがしら。2 物事の始まるとき。しお。しおどき。「―を見て飯にすると」〈芥川・鼠小僧次郎吉〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「潮先」の意味・読み・例文・類語 しお‐さきしほ‥【潮先・汐先】 〘 名詞 〙① 満ちてくる潮の波先。また、潮の満ちてくる時。しおがしら。[初出の実例]「みなと川岸うつ波のあらくして潮さきにごるさみだれの比」(出典:為忠集(鎌倉中か))② 物事が始まろうとする時。ある状態になり始めるころ。しおどき。[初出の実例]「いで此のしほさきをかりて、なさくじりそ」(出典:落窪物語(10C後)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例