潮山長三(読み)シオヤマ チョウゾウ

20世紀日本人名事典 「潮山長三」の解説

潮山 長三
シオヤマ チョウゾウ

明治〜昭和期の小説家



生年
明治25(1892)年1月1日

没年
昭和6(1931)年4月6日

出生地
愛知県名古屋市中区矢場町

本名
松村 長之助

学歴〔年〕
名古屋市立商中退

経歴
名古屋新聞社に入り記者生活10余年、その間同紙に「闇の森心中」を連載、大正12年講談社から刊行。のち新愛知新聞社に移り、昭和4年上京して村松梢風師事。他に「釣瓶心中」「五月闇の聖天呪殺」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「潮山長三」の解説

潮山長三 しおやま-ちょうぞう

1892-1931 大正-昭和時代前期の小説家。
明治25年1月1日生まれ。名古屋新聞の社会部記者をつとめ,同紙に「闇の森心中」を連載。のち新愛知新聞にうつる。昭和4年上京,村松梢風(しょうふう)に師事し,「釣瓶心中」などの情話ものを発表した。昭和6年4月6日死去。40歳。愛知県出身。名古屋商業中退。本名は松村長之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android