潮干船(読み)シオヒブネ

デジタル大辞泉 「潮干船」の意味・読み・例文・類語

しおひ‐ぶね〔しほひ‐〕【潮干船】

潮干狩りをする人を乗せる船。 春》「―浮かみ上りて帰るなり/虚子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潮干船」の意味・読み・例文・類語

しおひ‐ぶねしほひ‥【潮干船】

  1. 〘 名詞 〙 潮干狩をする人を乗せる船。沖に出て潮のひくのを待ち貝や魚などをとる。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「汐干船浮かみ上りて帰るなり」(出典:虚子句集(1915)〈高浜虚子〉春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む