潮津駅(読み)うしおづのえき

日本歴史地名大系 「潮津駅」の解説

潮津駅
うしおづのえき

古代に江沼えぬま郡に設置されていた北陸道の駅。弘仁一四年(八二三)の加賀立国以前は越前国に属した。長屋王家木簡の一に「江沼郡潮津駅人神人 石末呂一石」とみえる。この木簡年紀を欠く。しかし長屋王家木簡の多くは霊亀二年(七一六)末からまもない頃に溝へ投棄されたとみられているので、それ以前であることは確実であろう。したがって当駅は、少なくとも霊亀二年頃には存在していたことになる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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