澄みやか(読み)スミヤカ

デジタル大辞泉 「澄みやか」の意味・読み・例文・類語

すみ‐やか【澄みやか】

[形動ナリ]濁りがなくきれいなさま。澄んでいるさま。
「腰より横笛抜き出だし、音も―に吹き鳴らし」〈謡・清経

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「澄みやか」の意味・読み・例文・類語

すみ‐やか【澄やか】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「やか」は接尾語 ) 濁らないで、清く美しいさま。明らかで、はっきりしているさま。
    1. [初出の実例]「腰より横笛抜き出し、音も澄みやかに吹き鳴らし」(出典:謡曲・清経(1430頃))
    2. 「かほどまでびんのかみすみやかにいつくしき御かほばせ」(出典:御伽草子・ささやき竹(古典文庫所収)(室町末))

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