精選版 日本国語大辞典 「澄増」の意味・読み・例文・類語
すみ‐まさ・る【澄増】
〘自ラ四〙
① 月や水などが、曇りや濁りがなくなっていっそう澄む。
② 音がよりいっそう澄んで聞こえる。
③ 雑念が去って、心がいっそうすがすがしくなる。
※今鏡(1170)八「歌詠まざらんは本意なかるべき事なるべし、いとど御心もすみまさり給けん」
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