雑念(読み)ザツネン

精選版 日本国語大辞典の解説

ざつ‐ねん【雑念】

〘名〙 気をちらせるいろいろな思い。種々雑多な考え。ぞうねん。
※一兵卒の銃殺(1917)〈田山花袋〉三「今まで種々な雑念が起って来たとは反対に、今度は落附きすぎる位に冷静になってゐる」

ぞう‐ねん ザフ‥【雑念】

〘名〙 (「ぞう」は「雑」の呉音) 修行のさまたげになる雑多な思い。気をちらす、よけいな考え。ざつねん。
※栂尾明恵上人遺訓(1238)「或は雑念に引かれて時を移し、或は雑談を述て日を暮し」

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