濁浪(読み)ダクロウ

デジタル大辞泉 「濁浪」の意味・読み・例文・類語

だく‐ろう〔‐ラウ〕【濁浪】

にごった波。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濁浪」の意味・読み・例文・類語

だく‐ろう‥ラウ【濁浪】

  1. 〘 名詞 〙 にごった波。
    1. [初出の実例]「今や和姦の弊濁浪滔々皆注で黙許の海に入り」(出典:明六雑誌‐三二号(1875)妾説の疑〈阪谷素〉)
    2. [その他の文献]〔范仲淹‐岳陽楼記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「濁浪」の読み・字形・画数・意味

【濁浪】だくろう(らう)

にごった波。唐・徐〔酔うて邑宰南屋壁に題す〕詩 淮、天を照らす 河の濁浪は、相ひ關せず

字通「濁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android