屋壁(読み)おくへき

精選版 日本国語大辞典 「屋壁」の意味・読み・例文・類語

おく‐へきヲク‥【屋壁】

  1. 〘 名詞 〙 家の壁。建物の壁。
    1. [初出の実例]「堂舎荒廃して仏像ひとり立ちをくへきかたぶいて止住の僧侶も見えず」(出典:撰集抄(1250頃)九)
    2. [その他の文献]〔漢書‐劉歆伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「屋壁」の読み・字形・画数・意味

【屋壁】おく(をく)へき

家の壁。〔隋書、牛弘伝〕~秦のを改め、敦く儒び、書の策をて、書の官を置き、屋壁山巖、にして出づ。

字通「屋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android