濡の文(読み)ぬれのふみ

精選版 日本国語大辞典 「濡の文」の意味・読み・例文・類語

ぬれ【濡】 の 文(ふみ)

好色本
浮世草子好色万金丹(1694)二「なるほどやけぬが尤也。みなぬれの文でござりますものを」
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第七「露に乱れてゆりわか大臣 ぬれの文さては小鷹も憐て」

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