濡れ衣を着る(読み)ヌレギヌヲキル

デジタル大辞泉 「濡れ衣を着る」の意味・読み・例文・類語

ぎぬを◦

無実の罪を負わされる。「仲間をかばって―◦着る」
根拠のない浮き名を立てられる。
「名にし負はばあだにぞあるべきたはれ島浪の濡れ衣着るといふなる」〈伊勢六一

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精選版 日本国語大辞典 「濡れ衣を着る」の意味・読み・例文・類語

ぬれぎぬ【濡衣】 を 着(き)

  1. 無実の浮き名を立てられる。また、無実の罪に落とし入れられる。
    1. [初出の実例]「名にしおはばあだにぞあるべきたはれ島浪のぬれぎぬきるといふなり」(出典:伊勢物語(10C前)六一)

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