濡六(読み)ぬれむつ

精選版 日本国語大辞典 「濡六」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐むつ【濡六】

  1. 〘 名詞 〙 暮れ六つ(午後六時頃)の鐘をもじって、濡れ場の刻限を知らせるように打つ六つの鐘の意。
    1. [初出の実例]「アノ鐘は暮六ツぢゃないぬれ六ツぢゃ」(出典:浄瑠璃・糸桜本町育(1777)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android