刻限(読み)こくげん

精選版 日本国語大辞典 「刻限」の意味・読み・例文・類語

こく‐げん【刻限】

〘名〙
① 特に限定した時刻。定められた時間定時定刻
明衡往来(11C中か)上末「不刻限参勤侍」
太平記(14C後)一七「相図の剋限(コクゲン)をも相待たず」
② 時。時間。時刻。ころ
※虎寛本狂言・止動方角(室町末‐近世初)「茶の湯などといふ物は刻限の極た物じゃ」

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デジタル大辞泉 「刻限」の意味・読み・例文・類語

こく‐げん【刻限】

定められた時刻。定刻。「約束刻限に遅れる」
とき。時刻。「まだ刻限の早いうちに出発する」
[類語]定刻定時時間時刻時分じぶん時点頃合ころあ頃おい

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普及版 字通 「刻限」の読み・字形・画数・意味

【刻限】こくげん

定刻。

字通「刻」の項目を見る

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