刻限(読み)コクゲン

精選版 日本国語大辞典 「刻限」の意味・読み・例文・類語

こく‐げん【刻限】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 特に限定した時刻。定められた時間。定時。定刻。
    1. [初出の実例]「不刻限参勤侍」(出典明衡往来(11C中か)上末)
    2. 「相図の剋限(コクゲン)をも相待たず」(出典:太平記(14C後)一七)
  3. 時。時間。時刻。ころ
    1. [初出の実例]「茶の湯などといふ物は刻限の極た物じゃ」(出典:虎寛本狂言・止動方角(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「刻限」の読み・字形・画数・意味

【刻限】こくげん

定刻。

字通「刻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android