瀉瓶・写瓶(読み)しゃびょう

大辞林 第三版の解説

しゃびょう【瀉瓶・写瓶】

〘仏〙 〔瓶びんの水を他の瓶にうつしかえる意〕 仏教の奥義を師から弟子にもれなく伝えること。写瓶相承。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゃ‐びょう ‥ビャウ【瀉瓶・写瓶】

〘名〙 (「びょう」は「瓶」の呉音。一つのつぼから他のつぼへ水をそそぎうつす意から) 仏語。師から弟子へ仏の教えの奥義(おうぎ)をあますところなく伝授すること。また、その弟子。しゃへい。
※性霊集‐八(1079)為弟子求寂真際入冥扉達文一首「念亡法子、性是顔回、命則蜉菌。法味未飽、那始闕養。毎思、写瓶之有在、何謂」
梁塵秘抄口伝集(12C後)一〇「其(その)かみこれかれを聴きとりて謡ひ集めたりし歌どもをも、〈略〉遺る事なく瀉瓶し畢はりにき」

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