精選版 日本国語大辞典 「呉音」の意味・読み・例文・類語
ご‐おん【呉音】
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…これらは朝鮮を経て伝来したらしい。下って《古事記》や《万葉集》に主として用いられた字音は,世に呉音と呼ばれる字音とだいたい一致する。これは長江(揚子江)下流地方の六朝ころの音で,日本には推古時代前後に流入し,ひろく一般に行われて,日本の字音の基礎をなした。…
…もちろん,訓は中国語の字音の借用ではない(〈馬(うま)〉〈梅(うめ)〉等微妙なケースもないではないが)ので,漢字音ではない。 一方,〈音〉には大別して〈呉音(ゴオン)〉(対馬音(ツシマオン)),〈漢音(カンオン)〉〈唐音(トウイン∥トウオン)〉(宋音)の三つがあり,それぞれ別の字音体系を成している。例えば,〈明〉は呉音ミヤウ,漢音メイ,唐音ミン,〈公〉はそれぞれク,コウ,クンである。…
…全体として比較的古くから文化の先進地区に組み込まれた地方を多く含む。日本の漢字音のうちの〈呉音〉とも明らかに縁が深く,日本の呉音の漢音との相違の最も大きなもの,すなわち中国共通語音でm,nを声母とする諸音節に対応する漢音のバ・ダ両行字に始まる音,たとえば〈馬〉のバ,〈乃〉のダイなどは除いた濁音群を声母とするものは,中古の標準音の中には存在していて,すでに見た共通語などの清音における無気・有気の2項対立に,さらに1項を加えた3項対立を形づくっていたと考えられるが,それは今でも呉方言の最も大きな特徴であり,ほかにこれを保存するのは湘方言に属する双峰方言などしかないとされる。いいかたを変えれば,中国現代の諸方言の中で,この呉方言と湘方言のほんの一部だけが,かつてはもっと広範囲に存在していたにちがいない濁音を残しているということになるのである。…
※「呉音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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