瀬戸新屋村(読み)せとあらやむら

日本歴史地名大系 「瀬戸新屋村」の解説

瀬戸新屋村
せとあらやむら

[現在地名]藤枝市瀬戸新屋・南駿河台みなみするがだい二―五丁目・駅前えきまえ三丁目

水上みずかみ村の西から南にかけて位置し、西は内瀬戸うちせと村、南は下青島しもあおじま村。東海道沿いにあり、志太しだ郡に属する。内瀬戸村の新田で、分郷として立村したというが、その時期は明らかではない(掛川誌稿)。寛永一二年(一六三五)の山西領水野監物知行渡村之帳に村名がみえ、高二七八石余、田中藩領。同一九年幕府領となる(同年田中領郷村高帳・「寛文朱印留」・国立史料館本元禄郷帳)。正徳二年(一七一二)の土岐頼殷領知目録に村名が記され、田中藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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