ふとう

精選版 日本国語大辞典 「ふとう」の意味・読み・例文・類語

ふ‐とう

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「不道」または「不当」に関連のある語か ) 横着なさま。図々しいさま。
    1. [初出の実例]「イヤこやつ、ふとう(大胆)なやつよヲ」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)六)

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普及版 字通 「ふとう」の読み・字形・画数・意味

【膚】ふとう(たふ)

入墨。〔酉陽雑俎、八、黥〕上街肆(がいし)の惡少、(おほむ)ね(こん)(ざんぎり)にして膚し、衆物の形を備ふ。~今京兆、~潛かに三千餘人を部し、悉(ことごと)く杖して、市に屍(しかばね)さらす。

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桃】ふとう

炭。

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】ふとう

地をふむ。

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【浮】ふとう

でたらめ。

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世界大百科事典(旧版)内のふとうの言及

【アフリカ】より

…ブニョロ,アンコーレ,ブガンダ(いずれも現,ウガンダ),ルアンダ(現,ルワンダ)等,大部分19世紀のヨーロッパによる植民地支配まで存続した国家群は,キタラ帝国の後裔であるといわれる。ルワンダ王国では,ナイル系牧畜民(トゥツィ)がバントゥー系農耕民(フトゥ)を支配し,農耕民はさらにピグミー系の住民(ブワ)を従属させているという階層構造が,はっきりと認められる。 西アフリカ内陸のサバンナ地帯では,騎馬の戦士集団が農耕民を支配して形成した一群の国家がある。…

※「ふとう」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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