瀬戸谷村(読み)せとのやむら

日本歴史地名大系 「瀬戸谷村」の解説

瀬戸谷村
せとのやむら

[現在地名]藤枝市瀬戸ノ谷・本郷ほんごう

瀬戸せと川上流部の山間の村で、志太しだ郡に属する。南は滝沢たきさわ村、東は青羽根あおばね(現岡部町)、北は安倍あべ黒俣くろまた(現静岡市)など、西は伊久美いくみ(現島田市)など。「駿河記」には瀬戸ヶ谷、「駿河志料」には瀬戸之谷と記され、枝郷として滝之谷たきのや大久保おおくぼ中里なかざととうげ一之瀬いちのせふねくぼ倉田くらたが記される。永禄元年(一五五八)五月二三日の今川義元判物(佐野文書)に「稲葉郷之内瀬戸谷」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む