精選版 日本国語大辞典 「火叩」の意味・読み・例文・類語 ひ‐はたき【火叩】 〘 名詞 〙 タバコの吸殻をキセルからはたきだすのに用いる具。銀、銅、木などで小さな杯のように作り、ふつうタバコ入れの根付けに用いる。すいがらあけ。[初出の実例]「平たい火はたきの付た、大きなさげたばこ入」(出典:洒落本・寸南破良意(1775)きおい) ひ‐たたき【火叩】 〘 名詞 〙 燃えひろがるのを防ぐために、火をたたいて消しとめる道具。[初出の実例]「誰かが火叩きで消しとめたが」(出典:霧の中(1947)〈田宮虎彦〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例