火叩(読み)ひはたき

精選版 日本国語大辞典 「火叩」の意味・読み・例文・類語

ひ‐はたき【火叩】

  1. 〘 名詞 〙 タバコ吸殻キセルからはたきだすのに用いる具。銀、銅、木などで小さな杯のように作り、ふつうタバコ入れの根付けに用いる。すいがらあけ。
    1. [初出の実例]「平たい火はたきの付た、大きなさげたばこ入」(出典:洒落本・寸南破良意(1775)きおい)

ひ‐たたき【火叩】

  1. 〘 名詞 〙 燃えひろがるのを防ぐために、火をたたいて消しとめる道具
    1. [初出の実例]「誰かが火叩きで消しとめたが」(出典:霧の中(1947)〈田宮虎彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む