火宮村(読み)ひみやむら

日本歴史地名大系 「火宮村」の解説

火宮村
ひみやむら

[現在地名]珠洲市若山町火宮わかやままちひみや

古蔵ふるくら村の西にあり、若山川が東流する。近世初期の肝煎守貞・時真らは名主系譜を引くものとみられる。正保郷帳に村名がみえ、高二三七石余、田一四町九反余・畑八反余、新開高五一石余(免三ツ四歩二厘)。承応三年(一六五四)の能登奥両郡収納帳では草高二六四石余、免四ツ一歩五厘、夫銀一五三匁余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高三〇四石、免五ツ、小物成は山役一三六匁・漆役二匁、敷借本米・利足は二六石(利足米四石余)であった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android