火山豆灰(読み)かざんまめばい(英語表記)ash pisolite; accretionary lapilli

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「火山豆灰」の意味・わかりやすい解説

火山豆灰
かざんまめばい
ash pisolite; accretionary lapilli

火山灰球状に固結したもの。火山豆石ともいう。火山灰が雨滴に吸着し,落下する途中に同心円状に成長したものが多く,雨滴が細粒の火山灰を転動した成因も考えられる。径 1cm内外のものが多い。日本凝灰岩に普通みられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android