火打ち箱(読み)ヒウチバコ

精選版 日本国語大辞典 「火打ち箱」の意味・読み・例文・類語

ひうち‐ばこ【火打箱・燧箱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火打道具を入れておく箱。
    1. [初出の実例]「夜ふけて誰じゃ萩の下道 火打箱さがすや露の置所〈由平〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)下)
  3. 狭く小さい家をあざけっていう語。
    1. [初出の実例]「家まづしくて身代は、うすき紙子の火打箱」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む