火打ち箱(読み)ヒウチバコ

デジタル大辞泉 「火打ち箱」の意味・読み・例文・類語

ひうち‐ばこ【火打ち箱】

火打ち道具を入れておく箱。
「―をさがし、やうやうに火をおこして」〈人・梅児誉美・初〉
狭い家をあざけっていう語。
「家貧しくて身代は、薄き紙子の―」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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