火敷(読み)ヒシキ

デジタル大辞泉 「火敷」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しき【火敷】

香をたくとき、火に直接香をのせないため、火の上に敷く雲母うんも薄片。→銀葉ぎんよう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火敷」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しき【火敷】

  1. 〘 名詞 〙 香をたく時、香炉の火の上に敷く雲母の薄片に金銀の縁をつけたもの。香敷き。銀葉
    1. [初出の実例]「火敷を敷くと敷かぬとには、大う習のある事なり。先は香炉に因る」(出典:随筆・槐記(茶道古典全集所収)‐享保一一年(1726)一二月二九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android