火焼(読み)ほやけ

精選版 日本国語大辞典 「火焼」の意味・読み・例文・類語

ほ‐やけ【火焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火に焼けること。火事。火災。
    1. [初出の実例]「日々夜々、失火(ホヤケ)の処多し」(出典日本書紀(720)天智六年三月(寛文版訓))
  3. 火に焼けたような赤黒いあざ。
    1. [初出の実例]「川入。火焼(ほやけ)の罪を。国都罪と定め給ひて」(出典:皇太神宮儀式帳(804))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android