火熨斗摺(読み)ひのしずり

精選版 日本国語大辞典 「火熨斗摺」の意味・読み・例文・類語

ひのし‐ずり【火熨斗摺】

  1. 〘 名詞 〙 ひのしをかけそこなって、布地をだめにしてしまうこと。また、その布地の部分。ひのしずれ。
    1. [初出の実例]「火(ヒ)のし摺(ズリ)を出来(でか)したことが、こごとの度に出るだ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む