火熨斗摺(読み)ひのしずり

精選版 日本国語大辞典 「火熨斗摺」の意味・読み・例文・類語

ひのし‐ずり【火熨斗摺】

  1. 〘 名詞 〙 ひのしをかけそこなって、布地をだめにしてしまうこと。また、その布地の部分。ひのしずれ。
    1. [初出の実例]「火(ヒ)のし摺(ズリ)を出来(でか)したことが、こごとの度に出るだ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android