火鑽り杵(読み)ヒキリギネ

デジタル大辞泉 「火鑽り杵」の意味・読み・例文・類語

ひきり‐ぎね【火×鑽り×杵】

火鑽りうすにもみ合わせて発火させる先のとがった棒。多くヤマビワの木。

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精選版 日本国語大辞典 「火鑽り杵」の意味・読み・例文・類語

ひきり‐ぎね【火鑽杵・燧杵】

  1. 〘 名詞 〙 火鑽りの際、火鑽臼と揉(も)み合わせて、火を鑽り出す先端のとがった棒。
    1. [初出の実例]「海蓴(こも)の柄(から)を以ちて燧杵(ひきりぎね)に作りて」(出典古事記(712)上)

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